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nvidia ドライバー インストール
企画設計と販売を行い、実際の製造はファブ企業に外部委託するファブレ スメーカーである。2006年6月8日現在の主ファブは台湾TSMC。 微細化が進むにつれて、微細化技術に優れるファブと協業することが競争 力を保つ要因でもあるので、複数ファブ企業を利用することもある。過去 にIBMのファブを利用していたことがある。 ファブにより製造されたチップを複数のボードベンダーに供給し、グラフ ィクスボードに仕立てる。 ボードベンダーはNVIDIAにとっての重要度か らティア1、ティア2といった階層付けが行われている。 新設計のチップはティア1のベンダーに優先的に供給され、試作と初期製 造が行われる。発表会で複数ベンダーからの展示がある場合、ティア1ベ ンダーからNVIDIAへ。NVIDIAからその他のベンダーへ配給され、その他の ベンダーはヒートシンクに自社デザインのステッカーを貼るなどして展示 する。 ティア1での製造が安定すると、ティア2ベンダーへの製作移管が始まる。 過去にはカノープスなどが独自設計のボードを製作していたが、現在は NVIDIAによる標準(リファレンス)デザインのボードを用いることが、チッ プ供給条件になっている。標準デザインにはネットリスト(配線リスト)、 アートワーク(配線パターン)が含まれるため、各社のボードはほぼ同じも のとなる。 ライバルの ATI Technologies Inc. とは熾烈な性能争いを繰り広げてお り、得意不得意な使用シーンにより一概にどちらが優れていると評価でき ないほど実力は拮抗している。 開発者サポート制度の充実により、開発時のリファレンスとして用いられ ることが多く、安定性を求めたいユーザーに人気がある。 もともと、パソコン向けのグラフィックスカードでATIと激しい競争をし ている。Xbox向けのグラフィックの開発に人手を割いたこと、チップの微 細化に手間取ってチップが供給できないなど開発チームのリソース不足が 露呈することがあった。3dfxを買収したことも、リソース増強を図っての ことと言われる。 2004年12月7日、SCEIと共同でプレイステーション3のGPUを共同開発する ことを正式発表した。 また、最近は４枚のGPUで2560×1600ドットの高解像度でのグラフィック 表現をする「QuadSLI」に力を入れ、その代表として GeForce 7950 GX2 （単体販売）、GeForce 7900GTX Duo（2006年9月現在は販売はなし）があ げられる。GeForce7950 GX2本体は２枚のGPUが搭載されているだけであ る。従ってQuadSLIにするには２枚ボードを使用する必要がある。しか も、この製品の中には「SLIコネクター」を装備しない、というものもあ るので注意（「SLI Ready」マークのものがOK）。最近QuadSLIに対応する ドライバ（ユーティリティー「ForceWare」最新版）が公表されて、自作 PCでの実現が可能となった。
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